いくちゃんと。
先日の散歩の折、母校に忍び込んだ。
最近はうるさいからね、休日で無人って条件じゃないと入れないのが学校です。
この窓が私の「ルーツ」だ。
「写真を撮る私」って意味で。
15歳の頃、好きな女の子がいた。
「いくちゃん」と言う名前、今でも夢に見るくらい好きだったみたいだ。
この頃の「恋」ってもんは人生において重要なのかも知れない、例えば初めてセックスした「恋人」よりも印象に深いと思う。
餓鬼の頃から一眼レフはいじってた。
ミノルタX-7と言う機種にタムロンの35~70mmズームだったな。
この頃のカメラは「ブラックボディ」がグレードが上だった。
今は黒いカメラが多いけどね。
好きな子がいれば当然?写真も欲しいわけだ。
そして、「撮らせてください」と頼めない小心者だった私は最初にある写真の窓から望遠レンズで校庭で遊ぶ「いくちゃん」を狙ってた。
(ストーカーである)
35~70mmじゃ足りない。
お年玉を貯めて買ったのがシグマの100~200mmだった。
それでも「遠い」んだよなー、ってことでケンコー製のテレコンバーター(2倍)も購入。
当時のサードパーティー製レンズは「安かろう悪かろう」って感じで・・・
しかもテレコン装着で400mmF11だ。
フィルムだって最高感度は400の時代。
手振れピンボケのオンパレード。
奇跡的に撮影できたのはほんの数枚。
大事に持ってたな・・・・写真。
この頃から写真にのめり込んだ(受験生なのに
あの窓は「放送室」の窓。
昼休み、誰にも邪魔されない私たちの「聖域」だった。
放送委員だったからね。
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